PHP は、Web サーバー上で動いて HTML を生成するためのオープンソースのプログラミング言語です。無料で使え、ブログ、EC サイト、会員サイトなど、データベースと連携する動的な Web ページを作るときに広く使われています。
PHP とは:誰が作り、誰が保守しているのか
PHP は 1990 年代半ばに Rasmus Lerdorf 氏が個人のツールとして作ったのが始まりです。その後はオープンソースのコミュニティが開発を引き継いでいます。2021 年には、開発者に資金を提供する非営利団体「The PHP Foundation」が設立されました。JetBrains や Automattic(WordPress.com の運営会社)などの企業が支援しています。特定の 1 社が所有する製品ではない点を、投資家は押さえておく必要があります。
何ができるのか
PHP の得意分野はサーバーサイドの Web 開発です。フォームの入力を受け取ってデータベース(MySQL や PostgreSQL など)に保存し、その結果を HTML として返す、という処理を短いコードで書けます。HTML の中に直接コードを埋め込めるため、小さく始めやすい言語です。
代表的な利用例は、CMS の WordPress、フレームワークの Laravel や Symfony です。企業の Web サイトやメディアを WordPress で運用している場合、その裏側では PHP が動いています。DX の担当者にとっては、すでに使っている仕組みの土台であることが多い言語です。
使い方
基本的な流れは次のとおりです。
1. PHP をインストールする(多くのレンタルサーバーには最初から入っている) 2. 拡張子 .php のファイルを作り、`<?php echo "Hello"; ?>` のようにコードを書く 3. Web サーバー(Apache や Nginx など)経由でブラウザから開く
手元で試すだけなら `php -S localhost:8000` で開発用サーバーを起動できます。本格的な開発では Laravel などのフレームワークと、パッケージ管理ツールの Composer を組み合わせて使うのが一般的です。
料金と競合
PHP 自体の利用料は無料です。かかる費用は、サーバー代、開発者の人件費、保守費用です。
サーバーサイド開発で競合する主な言語・環境は、Python(Django など)、Ruby(Ruby on Rails)、JavaScript(Node.js)、Java、Go です。PHP は、安価なレンタルサーバーでそのまま動くことと、WordPress を中心とした既存資産が多いことが強みです。
注意点:2026 年に報じられた脆弱性
当サイトでは、PHP の重大な脆弱性に関する報道を伝えています。ITmedia NEWS によると、OpenAI はこの脆弱性を「GPT-5.6 Sol で発見した」と説明しました。Tom's Hardware は、影響が Web サイトの 70% に及ぶ可能性があると報じています。ただし、70% という数字は報道で示されたもので、当サイトでは確認できていません。
また ASCII.jp によると、Cloudflare は PHP の脆弱性を狙う攻撃が数百万件規模に急増したと報告しました。公表から 2 時間で数十万件の攻撃が観測されたとしています。脆弱性の具体的な内容と、影響を受けるバージョンは、上記の報道からは分かりません。
PHP で作ったサイトを運用している場合は、公式の更新情報を確認してください。修正版が出たら、すぐに適用できる体制を整えておくことが重要です。






