Sakana AI(サカナAI)は、東京を拠点とする日本発のAIスタートアップで、AI研究企業として活動しています。現在は「世界モデル」を開発し、製造業やロボティクス向けの「フィジカルAI」を目指しています。
Sakana AI とは:東京発のAI研究企業
Sakana AIは、これまで研究成果の発表を中心に活動してきました。当サイトの過去記事で確認できた事業の方向性は、世界モデルの開発と、製造業・ロボティクス向けのフィジカルAIです。
世界モデルとは、AIが周囲の環境の仕組みを内部で表現し、行動した結果を予測するための仕組みを指します。工場の設備やロボットのように物理的な世界で動くシステムにAIを組み込むには、この予測能力が必要になります。フィジカルAIと世界モデルを一緒に掲げているのは、そのためだと当サイトは見ています(同社の説明ではなく、当サイトの解釈です)。
誰が作っているのか:シュミットフーバー氏と「RSI Lab」
投資家にとって注目すべき点は研究体制です。LSTMの共同開発者として知られ、「現代AIの父」とも呼ばれるユルゲン・シュミットフーバー氏が、チーフ・サイエンティフィック・アドバイザーとしてSakana AIに参画しました。同氏は定期的に東京を訪れ、社内の研究組織「RSI Lab」を指導します。
RSIとは「再帰的自己改善(Recursive Self-Improvement)」の略で、AIが自分自身を改良していく仕組みを研究する分野です。この組織があることから、Sakana AIは特定の用途向けのモデルだけでなく、AIの能力向上そのものを研究テーマにしていると分かります。
使い方と料金:現時点で確認できていること
当サイトが確認できた情報の範囲では、Sakana AIが一般向けに提供しているサービスの利用方法、APIの有無、料金体系は確認できていません。そのため、ここでは推測で価格や手順を書きません。
プロダクトの動きとしては、同社が自社のプロダクトチームの内側を紹介する記事「Inside Sakana AI's Product Team」を公開しています。ただし当サイトが取得できたのは見出しとリンクだけで、本文は取得できていません。どんな製品をどんな体制で作っているのかは、現時点では分かっていません。研究の発表が中心だった同社が、プロダクト側の組織を外部に紹介し始めたという事実までは確認できています。
エンジニアや事業会社のDX担当の方で利用や導入を検討している場合は、Sakana AIの公式サイトや公式発表で、最新の提供状況と問い合わせ窓口を直接確認してください。
何に使えるのか・競合は何か:読者別の見方
事業会社の企画・DX担当の方は、同社が製造業とロボティクスを対象にしている点を押さえておくと判断しやすくなります。工場の自動化やロボットの制御に関わる部門なら、今後の発表を追う価値があります。一方、文章生成のようなオフィス業務向けのツールを探している場合、当サイトの情報からは同社にその種の製品があるかどうか判断できません。
競合については、当サイトの抜粋情報に特定の企業名は出てきません。事業領域から考えると、世界モデルやフィジカルAIを手がける国内外のAI研究企業やロボティクス企業と競合する可能性があります。ただしこれは当サイトの推測で、具体的な比較の根拠は現時点ではありません。

