用語解説 ヴェラシーピーユー

Vera CPUとは

Vera CPUは、NVIDIAが独自設計したCPUコア「Olympus」を載せたCPUで、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)での提供が発表されています。どんな特徴があり、どこで使えて、料金や競合はどうなっているのかを、現時点で確認できる事実に絞って解説します。

Vera CPUは、NVIDIAが開発したCPUです。独自設計のCPUコア「Olympus」を搭載しており、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)で提供されることが発表されています。

Vera CPU とは

Vera CPUは、GPUメーカーとして知られるNVIDIAが自社で設計したCPUです。NVIDIAはOracleとの協業を広げ、AI基盤「NVIDIA Vera Rubin」の導入規模を複数ギガワット(GW)まで拡大すると発表しました。Vera CPUのOCIでの提供は、この発表の中で示されたものです。

名前から見て、Vera CPUはVera Rubinという基盤の構成要素だと考えられます。ただし、1つの基盤にCPUを何基載せるかといった組み合わせ方は、当サイトが参照した情報では確認できていません。

独自コア「Olympus」の特徴

Vera CPUのいちばんの特徴は、NVIDIAが独自に設計したCPUコア「Olympus」です。ASCII.jpの分析記事の見出しによると、Olympusは1クロックあたりに実行できる命令の数(IPC)を最大限まで高める方向に振り切った、重厚な設計です。

もう1つの特徴として、性能がメモリー帯域に強く左右される点が挙げられています。エンジニアの方は、コア単体の性能だけでなく、メモリーまわりの構成によって実際の性能が変わるCPUだと考えておくとよいでしょう。コア数、クロック周波数、IPCの具体的な数値は、現時点で確認できていません。

使い方(どこで使えるのか)

Vera CPUを使う方法として現在わかっているのは、OCIでの提供です。自社でサーバーを買うのではなく、クラウド上のリソースとして借りる形になります。

OCIでのインスタンス名、提供開始時期、使えるリージョンは、当サイトが参照した情報には含まれていません。利用を考える場合は、OracleとNVIDIAの公式発表で最新の情報を確認してください。

料金

Vera CPUの料金は、当サイトが参照した範囲では公表されていません。OCIでの利用料金も、ハードウェアとしての価格も同様です。推測の金額は載せません。

企画・DX担当の方が規模感をつかむ手がかりになるのは、NVIDIAとOracleがAI基盤の規模を台数ではなく、ギガワット単位の電力で語っている点です。ここから、Vera CPUは大規模なAI計算を前提にした製品群の一部であり、小規模な業務システム向けの価格帯とは性格が違うと考えられます(発表内容からの推測です)。

誰が作っていて、競合は何か

開発しているのはNVIDIAで、CPUコアまで自社で設計しているのが特徴です。提供先として名前が挙がっているのはOracle(OCI)です。

競合製品との直接の比較は、当サイトの情報源にはありません。一般にデータセンター向けCPUの市場ではIntelとAMDのサーバー向けCPUが主要な存在ですが、Vera CPUとの性能や価格を比べたデータはまだ確認できていません。投資家の方が注目すべきなのは、ギガワット規模とされたVera Rubinの導入計画が、どこまで実際の出荷と売上につながるかです。

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