用語解説 カリ

Kariとは

Kari(カリ)はGotoAI株式会社が開発したデスクトップ向けAIエージェントアプリ。ClaudeのPro/MaxプランやChatGPTのサブスク契約にサインインして使うため、APIキーや従量課金の契約がいらない。2026年9月21日正式リリース。アプリは無償で公開される。

Kariは、GotoAI株式会社が開発したデスクトップ向けのAIエージェントアプリです。AnthropicのClaude(Pro/Maxプラン)やOpenAIのChatGPTのサブスクリプションに利用者本人がサインインして動かす仕組みで、APIキーの取得や従量課金の契約をしなくてもAIエージェントを使えます。

Kariとは:手持ちのサブスクで動くAIエージェント

GotoAIは、Kariを2026年9月21日から正式リリースすると発表しました。これまで、AIエージェントを自分のPCで動かすには、AnthropicやOpenAIの開発者向けAPIに登録してAPIキーを発行し、使った分だけ払う従量課金の契約を結ぶのが一般的でした。Kariは、すでに契約しているClaudeやChatGPTの個人向けサブスクをそのまま使えるようにしています。

もう一つの特徴は、アプリにブラウザが組み込まれていることです。エージェントはこの内蔵ブラウザを自分で操作して作業を進めます。

何ができるのか・使い方

エンジニアにとって大事なのは、「Web APIを呼ぶ」のではなく「ブラウザを操作する」方式をとっている点です。ここから先は当サイトの推測ですが、この方式なら、APIが公開されていないWebサービスや、画面上で手作業していた定型作業も対象にできる可能性があります。

使い方の基本は、アプリを入れて、ClaudeかChatGPTのアカウントでサインインすることです。APIキーを発行して設定ファイルに書く、といった手順はいりません。ただし、対応OS、インストール手順、指示の出し方といった細かい操作方法は、当サイトが確認した発表内容には書かれていません。公式情報で確認してください。

料金:アプリは無償、AIの利用分は手持ちのサブスク

Kariのアプリ自体は無償で公開されます。AIの推論にかかる費用は、利用者がすでに払っているClaudeやChatGPTのサブスク料金でまかなわれます。そのため、API経由の従量課金のように「使いすぎて請求が膨らむ」心配は小さくなります。

ただし、推論にかかる費用がゼロになるわけではありません。前提となるサブスクの料金はそれぞれのプランによって違い、プランごとの利用上限もそのまま効くと考えられます(推測)。サブスクの料金は本記事では扱わないため、AnthropicとOpenAIの公式ページで最新の情報を確認してください。

誰が作っているのか・競合

開発元はGotoAI株式会社です。資金調達や経営陣など会社についての詳しい情報は、当サイトが参照した発表には書かれていません。

発表のなかで、名前を挙げた競合製品はありません。ここからは当サイトの見立てですが、比べる相手は2つに分かれます。1つは、APIキーを前提に動く既存のAIエージェントツール群です。もう1つは、ClaudeやChatGPTの提供元が自ら出しているエージェント機能です。Kariが勝負できるかどうかは、APIを使わずに済む手軽さを、利用者がどれだけ評価するかにかかっています。

企画・DX担当が導入前に確認したい点

業務で使う場合は、少なくとも次の3点を先に確かめてください。1つ目は、個人向けサブスクを業務用エージェントの動力として使うことが、各サービスの利用規約で認められているか。2つ目は、ブラウザ操作の中で扱うデータがどこに送られ、どこに保存されるか。3つ目は、社内の端末で動かせるか(対応OSや管理者権限の要否)です。どれも発表からは読み取れないため、GotoAIの公式情報で確認する必要があります。

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