用語解説 グーグルクラウド

Google Cloudとは

Google Cloud は Google が提供するクラウドサービス群です。サーバー、データ分析、AI を必要な分だけ借りて使えます。この記事では、できること、始め方、料金の仕組み、AWS や Azure との競合関係を説明します。Claude や OpenAI のモデルが使えるようになった最近の動きにも触れます。

Google Cloud とは、Google が提供するクラウドコンピューティングのサービス群です。サーバー、ストレージ、データベース、データ分析、AI モデルなどを、自社で機器を持たずにインターネット経由で借り、使った分だけ支払う仕組みです。

Google Cloud とは:誰が作っていて、競合は何か

運営しているのは Google で、親会社は Alphabet です。以前は「Google Cloud Platform(GCP)」と呼ばれており、今もこの略称がよく使われます。

主な競合は Amazon の AWS と Microsoft の Azure です。この 3 社のような大規模なクラウド事業者は「ハイパースケーラー」と呼ばれます。

最近は生成 AI のモデルをそろえる動きが目立ちます。Impress Watch は、Anthropic の「Claude」のすべての機能が Google Cloud から使えるようになったと報じました。また Impress Watch と ITmedia AI+ は、OpenAI の「GPT-6 Astra」などのモデルが提供され始めたと伝えています。ITmedia AI+ は、これで Google Cloud が「主要 3 社のクローズドモデルをすべて使える唯一のハイパースケーラー」になったと書いています。この 3 社は Google(Gemini)、Anthropic、OpenAI を指すと当サイトは見ていますが、これは推測です。対象となるモデルの一覧、提供地域、料金は、どの報道からも分かっていません。

何ができるのか

エンジニア向けには、主に次のようなサービスがあります。

- Compute Engine:仮想マシン - Google Kubernetes Engine(GKE):コンテナの運用 - Cloud Run:サーバーを管理せずにコンテナを動かす - Cloud Storage:ファイルの保存 - Cloud SQL:管理付きのリレーショナルデータベース - BigQuery:大規模なデータの分析 - Vertex AI:AI モデルの利用と開発

企画・DX の立場では、まずデータ分析と生成 AI に使えます。社内のデータを BigQuery に集めて分析したり、AI モデルを業務システムに組み込んだりできます。上の報道どおりなら、Google Cloud を使っている企業は、今の契約や管理の仕組みのまま、複数の会社のモデルを比べて選べることになります。

使い方

始める手順は次のとおりです。

1. Google アカウントで Google Cloud コンソールにログインする 2. 「プロジェクト」を作る 3. 支払い先となる請求先アカウントを設定する 4. 使いたいサービスの API を有効にする

プロジェクトは、リソースや権限、費用をまとめる単位です。

操作の方法は 3 通りあります。ブラウザのコンソール、コマンドラインツールの gcloud CLI、各プログラミング言語向けのクライアントライブラリです。本番環境では Terraform などで構成をコード化して管理するのが一般的です。

料金

料金は従量課金が基本で、単価の決め方はサービスごとに違います。仮想マシンなら稼働時間とスペック、ストレージなら保存量と転送量、BigQuery なら処理したデータ量などで決まります。

新規利用者向けの無料トライアルと、一部サービスに常時の無料枠があります。ただし金額や条件は変わるため、この記事では具体的な数字を書きません。最新の情報は公式の料金ページと料金計算ツール(Pricing Calculator)で確認してください。

想定外の請求を防ぐには、最初に予算アラートを設定しておくのが確実です。なお、Google Cloud 経由で使う Claude や OpenAI のモデルの料金は、今回の報道からは分かっていません。

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