Vera Rubin(ヴェラ・ルービン)は、NVIDIAが発表したAIインフラ向け製品の名称です。当サイトの報道では「Vera Rubin NVL72」という構成名で登場しています。GPUクラウドのCoreWeaveが提供を開始しており、NVIDIAは「1メガワット当たりに処理できるトークン数」という電力効率の指標で性能を訴求しています。
Vera Rubin とは
当サイトで確認できた範囲では、Vera RubinはNVIDIAのAI向けシステムで、製品名には「Vera Rubin NVL72」が使われています。NVIDIAはAI Infra Summitで、Vera Rubin NVL72と電力最適化基盤「DSX」をあわせて紹介しました。
搭載チップの型番、構成の詳細、発売日は、当サイトが参照した記事に含まれていません。本記事ではこれらを推測で補わず、確認できた事実だけを書きます。
何ができるのか:電力当たりのトークン数で競う
NVIDIAの主張の中心は、性能の評価軸を「ピーク性能」から「1メガワット当たりの検証済みエージェントトークン数」へ移すべきだ、という点です。電力枠が限られるデータセンターで、同じ電力でどれだけ処理できるかを重視する考え方です。
その例としてNVIDIAはDSX MaxLPSの成果を示しました。同じ電力枠のまま、16ノード分の予算に19ノードを載せ、クラスタ全体のトークン処理量を24%(毎秒約400万から約500万へ)引き上げたとしています。これはNVIDIAが自ら発表した数値で、第三者が検証した結果ではありません。
使い方:どこで利用できるのか
ハードウェアを自社で買わずに使う手段として、GPUクラウドのCoreWeaveがVera Rubin NVL72を利用可能にしたと、Data Center Dynamicsが報じています。初期の顧客には、AIコーディングを手がけるCognitionの名前が挙がっています。
ただし、当サイトが入手できた材料は見出しだけです。提供規模、申し込み方法、Cognitionの利用目的はまだ確認できていません。実際に使う場合は、CoreWeaveの公式情報で提供条件を確認してください。
料金と、開発元・競合
料金は、当サイトが参照した記事では公表されていません。CoreWeaveでの利用料金も確認できていないため、本記事には金額を書いていません。企画・DX部門で予算化を検討するなら、クラウド事業者から直接見積もりを取るのが確実です。
投資家向けに整理すると、開発元はNVIDIA、提供が確認できているクラウド事業者はCoreWeave、初期顧客として名前が出ているのはCognitionです。競合製品との性能・価格の比較は参照記事に含まれていないため、ここでは扱いません。なお、NVIDIAが「電力当たりのトークン数」という新しい物差しを打ち出したのは、比較の基準を自社に有利な指標へ移す狙いとも読めます(これは当サイトの推測です)。

