用語解説 マック

Macとは

MacはAppleが設計・販売するパソコンで、OSにはmacOSを使います。製品の種類、エンジニアにとっての使い方、価格の決まり方、競合との違いを整理しました。AIエージェントに関わるディスクアクセスの制限など、最近の動きも紹介します。

Macは、Appleが設計・販売しているパソコンの製品群です。OSにはApple製のmacOSを使い、ハードウェア・OS・チップを同じ会社が作っている点が、Windowsパソコンとのいちばん大きな違いです。

Macとは:製品の種類と特徴

Macはノート型とデスクトップ型に分かれます。ノート型はMacBook AirとMacBook Pro、デスクトップ型はiMac、Mac mini、Mac Studio、Mac Proです。現在のMacは、Appleが自社で設計した「Appleシリコン(Mシリーズ)」というチップを使っています。このチップはCPU・GPU・メモリーを1つのパッケージにまとめています。

この作りのため、メモリー(ユニファイドメモリー)は買ったあとで増やせません。用途に合う容量を購入時に選ぶことが、Mac選びでとくに大事な判断になります。

使い方:エンジニアにとってのMac

macOSはUNIX系のOSです。標準のターミナルからzshなどのシェルを使えます。パッケージ管理のHomebrew、Docker、各言語の実行環境をそろえれば、Linuxサーバー向けの開発もそのまま手元で進められます。

iPhoneやiPadのアプリを作るには、Appleの開発環境Xcodeが必要です。XcodeはmacOSでしか動かないため、iOSアプリを開発する組織にとってMacは事実上欠かせません。

AIを使うときの注意点もあります。当サイトの報道によると、AppleはMacのディスクへのアクセスを制限する方針です。理由として、AIエージェントによってリスクが「大幅に」高まることを挙げています。AIエージェントにファイルの読み書きを任せる使い方では、アクセス許可を設定する手間が増える可能性があります(これは推測です)。制限の具体的な内容、始まる時期、既存のアプリへの影響は、まだ確認できていません。

料金:価格の決まり方

Macの価格は、モデル・チップのグレード・メモリー容量・ストレージ容量の組み合わせで決まります。同じモデルでもメモリーやストレージを増やすと価格は大きく上がります。最新の価格は、Apple公式サイトで構成を選んで確認してください。この記事では、確かめられない金額は書いていません。

企画・DX担当者は、本体の価格だけで比べないことが大切です。購入後にメモリーを増やせないため、数年先の使い方まで見込んで構成を決める必要があります。また当サイトの報道では、メモリー市場の動きがMac事業の先行きに影を落とす可能性が指摘されています。メモリーの価格や供給が逆風になるという見方ですが、Macの価格にどれだけ影響するかは分かっていません。

誰が作っているのか、競合は何か

MacはApple(米国)が開発・販売しています。Appleの強みは、チップ・OS・本体をすべて自社で設計していることと、iPhoneやiPadとの連携です。

主な競合は、Microsoftの「Windows」を載せたパソコン(Dell、HP、Lenovoなど複数のメーカーが販売)です。教育向けなどでは、GoogleのChromeOSを載せたChromebookも選択肢になります。

投資家にとって押さえておきたいのは、次の2点です。当サイトが紹介したThe Registerの報道では、Mac事業は好調とされています。一方で、メモリー市場の動きがリスクとして挙げられています。具体的な売上の数字は、今回確認できた範囲では分かっていません。

Macに関する記事

2 件