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Infineon、1200V SiCをプリント基板に埋め込み。EVの電力変換向け

独Infineonが、耐圧1200VのSiC(炭化ケイ素)パワー半導体をプリント基板(PCB)に埋め込む技術を、電気自動車(EV)向けに打ち出した。EE Times Japanが伝えた。製品名、性能や小型化の度合い、量産の時期、採用する自動車メーカーは、今回確認できた範囲では分かっていない。パワー半導体を部品として基板に載せるのではなく基板の中に組み込む手法であり、EVの電力変換装置の設計に影響しうる。

半導体のイメージ

Infineonが、耐圧1200VのSiC(炭化ケイ素)パワー半導体をプリント基板(PCB)に埋め込む取り組みを、EV向けとして示した。EE Times Japanが報じた。

今回確認できたのは見出しの範囲である。製品の名称、従来の実装方法と比べた損失や体積の改善幅、量産や出荷の時期、採用する自動車メーカーや部品メーカーは、材料からは分からない。

技術面の背景として、SiCはシリコンに比べて高い電圧や温度に耐え、電力損失を抑えやすい材料で、EVのインバーターなどに使われている。1200Vの耐圧は、高電圧の駆動系を持つEVを想定した水準とみられる。パワー半導体を基板の表面に載せるのではなく基板の内部に埋め込むと、配線を短くして寄生成分を減らしたり、装置を小さくしたりできる可能性がある。ただし、今回の発表でどこまでの効果が示されたかは確認できない。

意味合いとしては、EVの電力変換装置で、半導体そのものの性能だけでなく、実装の仕方で差をつける競争が進んでいることを示す話題である。小型化や効率の改善は、車両の航続距離やコストに直結する。

出典 — EE Times Japan

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