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中国CXMT、NANDフラッシュ参入を準備か。DRAM首位がSSD需要狙う

中国最大のDRAMメーカーChangXin Memory Technologies(CXMT)が、NANDフラッシュ市場への参入を準備していると報じられた。Reutersによると、北京の新工場にNANDの研究開発用ラインを構築し、研究所も設立。中国のスタートアップとはNANDチップ採用を協議しているという。AIサーバー向けに逼迫するメモリ需要を商機とみた動きで、NAND大手のYMTCもDRAM参入を検討しており、中国の2大メモリメーカーが互いの領域へ踏み込み始めている。

半導体のイメージ

中国のDRAM最大手ChangXin Memory Technologies(CXMT)が、NANDフラッシュメモリ市場への参入に向けて準備を進めていると、EE Times JapanがReutersの報道をもとに伝えた。AIサーバーの需要急増で世界的にメモリが不足しており、これを商機と捉えた動きだという。データセンターでは、AIワークロード用のデータを保存するNAND型SSDの需要が高まっている。

Reutersによると、CXMTは北京の新工場でNANDチップの研究開発用生産ラインを構築しているほか、北京に研究所を設けてNAND技術の開発を含む各種プロジェクトを進めている。また、中国のあるスタートアップが、AIシステムやスーパーコンピューター向けのストレージ製品にCXMTのNANDチップを採用する方向で協議しているとも伝えられている。参入は研究開発用ラインから始まるとみられる。

注目点は、中国のメモリ2強の棲み分けが崩れ始めていることだ。これまでCXMTはDRAM、Yangtze Memory Technologies Corp(YMTC)はNANDと、それぞれの分野で事業を展開してきた。ところがReutersは2026年4月、YMTCがDRAM参入を検討し、低消費電力DRAMのサンプルを顧客に提供したと報じている。YMTCは2026年末までに顧客の評価を受け、量産に踏み切るかを判断する。

両社はいずれも国家半導体ファンドや地方政府の支援を受けて成長してきた。CXMTは安徽省合肥市、YMTCは湖北省武漢市が後ろ盾だ。表面上は互いの得意分野への進出に見えるが、国の支援を背景にした両社がDRAMとNANDの双方で供給力を持つようになれば、中国のメモリ自給体制はさらに厚みを増すことになる。

出典 — EE Times Japan

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