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ITmedia、2026年度上期の記事トップ10。首位は34万台のHDD故障調査

ITmedia エンタープライズが、2026年度上期(4〜9月)にアクセスを集めた公開情報ベースのニュース記事トップ10を公開した。1位は「34万台の監視で分かった『故障ゼロのHDD』 3モデルはどれか」。以下、生成AI市場のシェア変動、メインフレーム離脱プロジェクトの7割超が失敗という調査、日立のメインフレーム事業撤退、パスワード強度の陳腐化などが並ぶ。編集部は関心を「生成AI市場の再編」「レガシーの行方」「不変の運用・セキュリティ課題」の3つの潮流に整理している。

ITmedia エンタープライズは、2026年度上期(4〜9月)にアクセスを集めた、公開情報ベースのニュース記事トップ10を公開した。編集部は上期を、生成AI市場の勢力図が塗り替わり、長年IT部門を支えたメインフレームが節目を迎え、足元では変わらぬ脅威が続いた半年間だったと総括する。

ランキングは次の通り。1位「34万台の監視で分かった『故障ゼロのHDD』 3モデルはどれか」、2位「Geminiを抜き2位へ 縮小する生成AI市場で利用者を増やした意外なアプリ」、3位「メインフレーム離脱プロジェクトの7割超が失敗、理由は『生成AIの過大評価』」、4位「Windowsのリモートデスクトップ接続が刷新 情報の自動共有は『原則禁止』に」、5位「日立、メインフレーム事業から撤退へ ハード製造終了から9年後の決断」、6位「ChatGPTがシェア4割を切る 急伸するClaude、安定のGemini——生成AI三極化の兆し」、7位「Windows 11、『再起動なし』の更新が標準に 月次アップデートまとめ」、8位「あなたのパスワードは何分耐えられる? 解析速度上昇で『8文字パスワード』はほぼ無力に」、9位「Microsoft、Copilotを大幅アップデート Excel自動化や多言語音声要約を強化」、10位「Anthropic、中小企業用AI業務支援『Claude for Small Business』発表 15種のAIエージェントが作業を肩代わり」。

編集部はこれらを3つの潮流に整理する。第1が生成AI市場の再編で、トップ10のうち4本を占めた。ChatGPT一強と見られてきた市場構造が崩れ、Claudeの急伸とGeminiの安定という三極化が進み、「Claude for Small Business」のように企業規模を問わず使えるサービスも登場したことで、「どのAIをどう使い分けるか」が経営レベルの論点になりつつある、という見立てだ。

第2が、レガシーの行方だ。日立のメインフレーム事業撤退は国内基幹システムの歴史における節目となった。同時にランクインした「離脱プロジェクトの7割超が失敗」という調査結果が突きつけるのは、生成AIをもってしてもレガシーからの脱却が容易ではないという現実である。「AIがあれば何とかなる」という期待と実装現場の厳しさのギャップが浮き彫りになった、と編集部は書く。

第3が、変わらない運用とセキュリティの課題だ。1位のHDD故障調査はAI時代でもストレージの信頼性という課題が変わらないことを示し、8文字パスワードの警鐘は日々の運用に直結する情報として読まれた。

ランキングの構成も示唆的だ。上位に入ったのは最新モデルの発表ではなく、34万台の実測データ、7割超の失敗率、8文字という閾値——いずれも意思決定に使える数字を持つ記事だ。

出典 — ITmedia エンタープライズ

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