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バイナンス、約1兆円流出の侵入経路を公表。起点は偽の採用面接

暗号資産取引所のバイナンスが、約1兆円が流出した事案の侵入経路を公表した。CNET Japanによると、攻撃の起点は「偽の採用面接」だったという。技術的な脆弱性ではなく、人を狙った手口が入り口になった点が注目される。採用活動を装う攻撃は、業種を問わず警戒が必要な手口となっている。

暗号資産取引所のバイナンスが、約1兆円が流出した事案について、攻撃者の侵入経路を公表した。CNET Japanが報じた。起点となったのは「偽の採用面接」だったという。

見出しから分かるのは、流出額が約1兆円規模であること、そして侵入のきっかけが偽の採用面接だったことまでだ。誰が標的になったのか、面接の過程で何が行われたのか、攻撃者が誰なのかといった詳細は、見出しだけでは確認できない。

一般に、偽の採用面接を使う攻撃では、求人や面接を装って標的に接触し、課題ファイルやツールを実行させるなどしてマルウェアを仕込む手口が知られている。今回もこうした社会工学的な手法で内部に足がかりを得たものとみられる。

意味合いとして大きいのは、システムの防御をいくら固めても、人を経由した侵入で巨額の被害が生じうる点だ。とくに開発者や運用担当者など、権限の大きい人が標的になると被害が大きくなる。採用・転職の場面は警戒が緩みやすく、攻撃者にとって狙いやすい入り口になっている。

出典 — CNET Japan

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