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富士フイルム、磁気テープの製造能力を5倍に増強へ。AI需要に対応
富士フイルムが、データ保存用の磁気テープの製造能力を5倍に増強すると発表した。GIGAZINEが報じた。AIブームによってデータのアーカイブ(長期保存)需要が増えていることに対応する狙いだという。AIの学習用データや生成データが膨らむなか、低コストで長期保存できる媒体として磁気テープが再び注目されている。

富士フイルムが、磁気テープの製造能力を5倍に増強すると発表した。GIGAZINEによると、AIブームに伴うデータアーカイブ需要の増加に対応するための投資だという。増強の時期や投資額、生産拠点といった詳細は、見出しからは確認できない。
磁気テープは古い記録媒体という印象を持たれがちだが、データセンターではいまも大容量データの長期保存に使われている。一般に、頻繁には読み出さないデータを安く大量に保管する用途に向き、HDDやSSDとは役割を分け合う関係にある。
AIの開発では、学習に使ったデータや、モデルの出力、ログなどを後から検証できるよう残しておく需要が生まれる。今回の増強は、こうした「すぐには使わないが捨てられない」データの増加を、富士フイルムが事業機会として捉えたものとみられる。
意味合いとしては、AIの影響が計算用の半導体だけでなく、ストレージの階層全体に及んでいることを示す事例といえる。製造能力を5倍にするという規模感から、同社がこの需要を一時的なものではなく、継続的なものと見ている可能性がある。
出典 — GIGAZINE
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