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OT向け開発ツールに最大深刻度の脆弱性。Linuxマルウェア配布に悪用

工場などの制御システム(OT)向けに広く使われているプログラミングツールで、深刻度が最大と評価される脆弱性が見つかり、Linux向けのマルウェアを送り込む攻撃に悪用された。The Registerが報じた。ツールの名前や提供元、脆弱性の識別番号、修正版の有無、被害の範囲は、今回確認できた範囲では分かっていない。OTの現場で使う開発ツールそのものが攻撃の入口になった点で、制御システムを持つ企業は注意が必要だ。

工場やプラントの制御システム(OT)向けに広く使われているプログラミングツールで、深刻度が最大と評価される脆弱性が見つかり、Linux向けのマルウェアを送り込むために悪用された。The Registerが報じた。

今回確認できたのは見出しとURLの範囲である。ツールの名前と提供元、脆弱性の識別番号(CVE)や深刻度の評価値、修正版がすでに出ているか、攻撃者が誰で、どの業種や地域が狙われたのか、被害の規模は、材料からは分からない。

技術的な背景として、OTのプログラミングツールは、PLC(制御装置)などに載せるプログラムを作成・書き込むために使われる。このツールが乗っ取られると、ツールを動かす端末だけでなく、その先の制御装置にまで攻撃が及ぶおそれがある。今回はLinux向けのマルウェアが送り込まれたとされ、制御の現場でLinuxを使う機器やサーバーが標的になったとみられる。

意味合いとしては、制御システムの防御は機器そのものだけでなく、それを設定・保守するための開発ツールまで含めて考える必要があることを示す事例といえる。対象のツールを使っている組織は、提供元の情報を確認し、修正版の適用や利用端末の点検を急ぐ必要がある。

出典 — The Register

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