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SpaceXAI、年内にGPUを66万基追加へ。稼働総数144万基に迫る

イーロン・マスク氏は、SpaceXAIのスーパーコンピューター「Colossus」でNVIDIA GB300を来週22万基稼働させ、11月にさらに22万基、うまくいけば12月下旬にもう22万基を加えると明らかにした。実現すればGB300は110万基、Colossus 1・2を合わせたGPU総数は144万基になる。電力は自前で賄う方針で、1.2GWの発電所を建設している。Colossus 1はGrokの学習に不向きなためAnthropicに推論用として貸し出した。

Tom's Hardwareによると、イーロン・マスク氏はSpaceXAIのAIスーパーコンピューター「Colossus」について、NVIDIA GB300を来週22万基稼働させ、11月にさらに22万基を追加すると明らかにした。「うまくいけば」12月下旬にもう22万基が加わるという。

同氏によると、現在の構成はColossus 1がH100 15万基、H200 5万基、GB200 3万基。Colossus 2がGB200 11万基、GB300 44万基だ。今回の計画がすべて実現すれば、GB300は110万基、全体のGPU稼働数は144万基に達する。

構成の違いは使い方にも表れている。Hopper世代とBlackwell世代が混在するColossus 1はGrokの学習には効率が悪く、マスク氏は推論用途としてAnthropicに貸し出した。Colossus 2はBlackwellだけで構成し、世代混在によるボトルネックを避けている。

GPUの調達以上に難しいのが電力だ。SpaceXAIは自前で電源を確保する道を選んだが、許可のないガスタービンの運用をめぐって周辺地域との摩擦を招いた。現在は1.2GWの自社発電所の建設を進めている。

100万基級のGPUを1拠点で動かす構想はSpaceXAIだけではない。Broadcomは2024年、2027年までにこの規模を目指すハイパースケール顧客が3社あると述べていた。マスク氏自身はさらに先を見ており、2030年までにH100換算で5000万基という目標や、SpaceXによる100万基の衛星で構成する軌道上データセンター構想も掲げている。

なお、ここでいう「稼働」が設置・通電の段階を指すのか、学習や推論に実際に使われ始めた状態を指すのかは明らかでない。発言ベースの数字であり、実効的な計算能力として読むには注意が必要だ。とはいえ、設立3年の企業がGPU規模で先行組に並びつつあること、そしてAIの競争軸が半導体の確保から電力の確保へ移っていることを示す一件といえる。

出典 — Tom's Hardware

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