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Okta、AIエージェント保護の業界連合を発足。AWSやZscalerも参加
米Oktaは年次イベント「Oktane 2026」で、AIエージェントのセキュリティに取り組む業界連合「Blueprint Alliance」を発足させた。AWS、CrowdStrike、Databricks、ServiceNow、Zscalerなどが参加し、エージェントを独立したアイデンティティとして管理する共通の参照アーキテクチャを作る。あわせて「Okta for AI Agents」に、シャドーAI検出やキルスイッチなどの新機能を追加した。

米Oktaは、9月22日から米ラスベガスで開いた年次イベント「Oktane 2026」の発表内容を説明した。柱は、AIエージェントのセキュリティリスクに業界横断で取り組む連合「Blueprint Alliance」の発足と、製品「Okta for AI Agents」の機能拡充だ。クラウド Watchが報じた。
プレジデント兼COOのエリック・ケレハー氏は、多くの企業がAIを本格運用に移そうとしているものの、リスクを把握しきれず成果創出が遅れていると指摘。エージェントの接続を拒みすぎれば生産性向上の機会を逃し、信頼できなければ重要業務を任せられないとして、権限を与えつつ可視性と制御を確保する必要性を強調した。
Blueprint Allianceの創立メンバーは、Oktaのほか、AWS、CrowdStrike、Databricks、Docker、Lovable、Proofpoint、ServiceNow、Wiz、Zscalerなど。エージェントはモデル、データ、アプリ、ネットワーク、インフラをまたいで動くため、1社では全体を制御できないというのが設立の理由だ。参加企業は、すべてのエージェントを独立した「第一級のアイデンティティ」として扱う原則で合意し、権限の最小化、操作の追跡、実行時の監視、異常時の即時遮断といったルールを、オープンな参照アーキテクチャとして標準化していく。
製品面では、追加ソフトなしに従業員端末上の未管理エージェントを見つける「Shadow AI Agent Discovery for Endpoints」、エージェント・アプリ・MCPサーバー間の接続と委任関係を画面上で可視化・設定する「Configuration Designer」を発表。通信経路で認可を行う「Agent Gateway」には、不正な持ち出しを検知すると全セッションを終了させトークンを失効させる「キルスイッチ」を加えた。さらに、オープン規格「Cross App Access」に基づき、短時間だけ有効なトークンを発行する「Okta Agent SSO」の一般提供を始めた。長期間有効なAPIキーを管理するリスクを減らせるという。
エージェントを「人と同じく認証・認可の対象となる主体」として扱う考え方が、主要ベンダーの共通原則として固まりつつある。個別製品の機能競争から、業界標準づくりの段階に入ったことを示す動きといえる。
出典 — クラウド Watch
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