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Meta・NEC・住友電工、ペタビット級海底ケーブル「Petal」構築へ

Meta、NEC、住友電工の3社は22日、商用では世界初となるペタビット級の光海底ケーブル「Petal」の構築で協業すると発表した。米国とフランスを結ぶ約7000kmの大西洋横断ケーブルで、2029年の運用開始を予定する。1本のファイバーに2つのコアを持つマルチコアファイバーを全24ファイバーペアに使い、3社が以前に構築した「Anjana」の2倍の伝送容量を目指す。中継器は片側の局舎からの給電だけで動くよう省電力化した。

Meta Platforms、NEC、住友電気工業の3社は22日、ペタビット級の光海底ケーブルシステム「Petal(ペタル)」の構築に向けた協業を発表した。商用のペタビット級海底ケーブルとしては世界初になるとしている。米国とフランスを結ぶ総延長約7000kmの大西洋横断ルートで、2029年の運用開始を予定する。

役割分担は、Metaがケーブルのオーナーとして運用を担い、NECがシステム全体の設計と構築、住友電工が光ファイバーの供給を受け持つ。

技術面の柱はマルチコアファイバーだ。通常は1本のファイバーに光の通り道(コア)が1つだが、Petalでは2つのコアを持つファイバーを採用する。ファイバー数は24ペア(48心)で、そのすべてを2コアにすることで48コアペアの構成になる。3社が共同で構築した大洋横断の24ファイバーペアケーブル「Anjana」と比べ、伝送容量は2倍になる。

もう一つの工夫が中継器だ。長距離の海底ケーブルでは途中で光信号を増幅する中継器に陸上から給電する必要がある。Petalでは省電力化と、48アンプペアを載せる高密度実装を組み合わせ、片側の陸揚げ局からの給電だけで動かせるようにした。一方の局舎側に障害が起きても運用を続けやすく、耐障害性を高められるとしている。

ファイバーの本数を増やすだけでは、ケーブルの太さや中継器の電力に限界がある。コアを増やして容量を稼ぎ、中継器の電力を抑えるという今回の設計は、AI時代に膨らむデータセンター間通信を海底でどう運ぶかに対する一つの答えといえる。

出典 — クラウド Watch

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