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エプソン、協働ロボット「AX6」を発表。ノーコードとPythonに対応
エプソンのロボット事業部門Epson Robotsは、6軸の協働ロボット「AX6」を発表した。可搬重量6kg、リーチ900mmで、力と出力を制限する機能により、リスクアセスメントを前提に安全柵なしで人と並んで使える。ノーコードの操作画面に加えPython開発環境を備え、ブラウザ経由で一般的な産業用タブレットを教示ペンダント代わりに使える。軽量設計で自律移動ロボット(AMR)への搭載も想定する。

日本の諏訪に本拠を置くEpson Robotsは、6軸ロボットのラインアップに協働ロボット「AX6」を加えた。米The Robot Reportが伝えた。力と出力を制限する機能を備え、適切なリスクアセスメントを行えば、従来の安全柵なしで人のそばで稼働させられる。
主な仕様は、リーチ900mm、最大可搬重量6kgで、コントローラーは「RC-A1010」。軽量なカーボンファイバー製の構造で、狭い場所への設置を想定する。電源は100〜240Vの交流に加え48Vの直流にも対応する。ISO Class 5のクリーンルーム規格にも適合しており、担当者によれば、センサーを空間内で動かして試料を採るライフサイエンス分野の監視用途で関心が寄せられているという。
ソフトウェア面では、スキルを問わず使えるノーコードの操作画面を用意した。「AX Portal」ソフトと組み合わせて開発でき、コントローラーはEthernetでつながりWebブラウザからアクセスできるため、多くの産業用タブレットを教示ペンダントとして使える。カスタマイズ可能なPython開発環境も備え、独自のライブラリやモジュールを取り込んで複雑なセルを組める。直線・曲線・関節動作の生成はノーコードとPythonの両方で可能で、実機の前にシミュレーションで動作を確かめられる。アーム先端には、カスタマイズ可能なボタン3つと専用ボタン2つ、Ethernetポートと空圧配管、状態を色で示すLEDリングを備え、手でアームを動かして位置を教える直接教示にも対応する。
同社は、軽量・省電力の設計は自律移動ロボット(AMR)への搭載を念頭に置いたものだと説明する。これでエプソンは、速度と性能を重視する産業用ロボット、人との協働や配置換えのしやすさを重視する協働ロボット、その中間を担う製品をそろえることになる。同社は2026年4月時点で累計25万台超のロボットを販売している。AX6はすでに販売代理店網を通じて提供されている。
出典 — The Robot Report
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