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SemiAnalysis、GPUクラウド格付け公開。Nebiusが最上位に

米調査会社SemiAnalysisは、GPUクラウド事業者の格付け「ClusterMAX 3.0」を公開した。77社を詳しく評価し、信頼性、性能、サポート、価格、セキュリティを調べた。最上位のPlatinumにはCoreWeaveに加えてNebiusが入り、GoldにはOracleとGoogle Cloudが並んだ。AzureはSilver、CrusoeはBronzeに下がった。基準を引き上げた結果、メダル級の評価を得たのは世界で19社にとどまる。

クラウドのイメージ

米半導体・AIインフラ調査会社のSemiAnalysisは2026年9月、GPUクラウド事業者の格付け「ClusterMAX 3.0」を公開した。前回の大型改訂から8カ月ぶりで、同社は過去最も綿密な分析だとしている。計算、ネットワーク、ストレージ、オーケストレーション、UI、監視、サポートなど、GPUクラウドで確かめられる項目をほぼすべて検証した。

今回の詳細評価の対象は77社で、市場全体として把握する事業者は前回の209社から323社に増えた。調査の過程でネオクラウドの利用者200人以上に聞き取りを行い、10分野にわたる評価基準の一覧を更新した。Slurm、Kubernetes、単体マシン、監視ダッシュボード、ヘルスチェックに利用者が期待する要件も公開し、事業者に参考にするよう促している。

格付けの結果、最上位のPlatinumにはCoreWeaveに加えてNebiusが入った。SemiAnalysisは、技術の基準を示しているのは依然CoreWeaveだとする一方、Nebiusは他社より高い価格を安定して取れる事業者になったと評価した。GoldにはOracleに続いてGoogle Cloudが加わった。AzureはSilverに下がり、CrusoeはBronzeに落ちた。Fluidstackは「Unavailable」となった。Lambda、Firmus、TensorWaveはSilverを維持し、GMIはBronzeからSilverに上がった。

今回は基準そのものを引き上げたため、SilverやGoldからBronze以下に下がった事業者が多い。メダル級の評価を得たのは世界で19社だけだった。BronzeとUnderperformingの間には「Participation Ribbon」という区分を新設し、15社をここに置いた。最低限のことしかしていない事業者を表すという。

評価の対象は、GPUクラスタを管理された形で貸すサービスに限られる。建屋や電源の良し悪しや、トークン単位で推論を提供するAPIは直接は比べていない。レポートでは資金調達、BlackwellとGrace-Blackwellの導入、Vera Rubinへの移行、スケールアウト型ネットワーク、信頼性、セキュリティ、エージェント型コーディングといった動向も扱っている。特にセキュリティでは、ネオクラウドの対策の甘さを問題視している。

GPUの供給は枯渇に近いとSemiAnalysisは記す。資金が集まり事業者が増えるほど、品質の差が広がっていることを今回の格付けは示している。

出典 — SemiAnalysis

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