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AWS、Claude Opus 5.5をBedrockで提供。タスク単価を低減
AWS は Anthropic の新モデル「Claude Opus 5.5」を Amazon Bedrock で提供開始した。Claude 5.5 ファミリーの最初のモデルで、エージェント型コーディングや長時間タスクに向く。Opus 5 より少ないトークンで処理でき、トークン単価とキャッシュ読み出しの値下げも重なって、タスクあたりのコストは平均で Opus 5 を下回るという。適応的思考は常時有効で、推論量は effort で制御する。一方、生物・サイバー・AI 開発の分野で安全分類器を備えた初の Opus で、従来より拒否が増えるとしている。

AWS は、Anthropic の「Claude Opus 5.5」を Amazon Bedrock で使えるようにしたと発表した。Claude 5.5 ファミリーの第1弾で、Anthropic の Opus 系で最も高性能なモデルとして、エージェント型コーディング、ナレッジワーク、長時間にわたるタスクを主な用途に掲げる。Bedrock のほか、北米では Claude Platform on AWS 経由でも利用できる。
Anthropic によれば、Opus 5.5 は Opus 5 より少ないトークンで同じ仕事をこなす。そこにトークン単価の引き下げと、大幅に安くなったキャッシュ読み出しが重なり、タスクあたりの平均コストは Opus 5 より下がるという。作業の進め方も変わった。何をして、何が分かり、何が必要かを途中で明示するよう訓練されており、長いタスクの経過を人が追いやすい。適応的思考(adaptive thinking)は常に有効で、どれだけ推論するかはモデル自身が判断する。開発者は思考トークンの予算を手で決める代わりに、effort パラメータで深さを調整する。
注意点もある。Opus 5.5 は、Claude Fable 5.1 と同様の安全分類器を生物、サイバーセキュリティ、AI 開発の分野で搭載した初めての Opus モデルで、従来の Opus より要求を拒否する頻度が上がると明記されている。セキュリティ診断などの業務で Opus を使っている場合は、移行前の検証が要る。
呼び出し方は、InvokeModel、マルチモデル共通の Converse API、そして Bedrock のエンドポイントを指定した Anthropic SDK の3通り。モデル ID は global.anthropic.claude-opus-5-5 で、推論モデルのため応答の先頭に思考ブロックが入ることがある。サンプルコードでも、決め打ちの添字ではなく type が text のブロックを選んで取り出すよう注意書きがある。既存コードで content の先頭要素をそのまま読んでいる箇所は見直したほうがよい。
用途面では、ソフトウェア開発では長いセッションでの説明の明快さ、ナレッジワークでは長い文書やレポートを扱う際の手戻りの少なさを、Opus 5 からの改善点に挙げる。性能向上と同時に単価を下げてきたことで、長時間動かすエージェントの運用コストの見積もりは組み直す価値がありそうだ。
出典 — AWS ML Blog
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