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AWS、Amazon BedrockでMoonshot AIの「Kimi K3」を提供開始
AWSが、Moonshot AIのオープンウェイトモデル「Kimi K3」をAmazon Bedrockで利用可能にした。Moonshot AIによれば同社で最も高性能なモデルで、オープンモデルとして初めて2.8兆パラメータに達したという。ネイティブの視覚機能と100万トークンのコンテキストウィンドウを備え、大規模なコードベースや文書を横断する長時間のワークフローに向く。Bedrock上のオープンウェイトモデルで初めてプロンプトキャッシュに対応した点も特徴だ。

AWSは、Moonshot AIのオープンウェイトモデル「Kimi K3」をAmazon Bedrockで提供開始した。コーディングや知識労働向けの新たな選択肢として位置づけられる。Moonshot AIによれば、Kimi K3は同社で最も高性能なモデルで、オープンモデルとして初めて2.8兆パラメータに到達した。ネイティブの視覚機能と100万トークンのコンテキストウィンドウを組み合わせ、前世代のKimi K2に比べてスケーリング効率が向上しているという。こうした特性から、大規模なリポジトリや文書、画像を横断して文脈を維持し続ける必要がある長時間のコーディング・知識ワークフローに適するとされる。さらにKimi K3は、Bedrock上のオープンウェイトモデルとして初めてプロンプトキャッシュに対応し、モデル呼び出し間で文脈を再利用する際のレイテンシと入力コストを削減できる。
今回の提供は、AWSがBedrockでオープンウェイトモデルへ継続的に投資してきた延長線上にある。Bedrockは2025年以降、DeepSeek、Google、MiniMax、Mistral AI、Moonshot AI、NVIDIA、OpenAI、Qwenなど多数の提供元からオープンウェイトモデルを追加してきた。2026年にはツール呼び出し、構造化出力、推論、レスポンスのストリーミング、ResponsesおよびChat Completions APIへの対応も加わった。これらはモデルごとの個別実装ではなくプラットフォームの機能であるため、新しいオープンウェイトモデルも順次その恩恵を受けられる。
Bedrock上のオープンウェイトモデルと同様、Kimi K3もセキュリティ体制を変えずに採用できる。データはAWSのデータ境界内で処理され、モデル提供元とは共有されず、基盤モデルの学習にも使われない。推論リクエストではゼロデータ保持が常に有効で、ゼロオペレーターアクセスによりAWSの運用担当者ですら推論中のプロンプトや出力にアクセスできないという。
利用は、コンソールでKimi K3を選んで試すほか、OpenAI互換のエンドポイントからプログラム的に呼び出せる。クロスリージョン推論プロファイルにも対応し、地域制限のないワークロードでは世界中の対応リージョンにルーティングするグローバルプロファイルが、地理プロファイルより約10%安いとされる。プロンプトキャッシュは1,024トークン以上の再利用可能なプレフィックスに明示的なブレークポイントを設定して使う。
出典 — AWS ML Blog
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