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SIA、26年1〜7月の世界半導体売上高が25年通年を上回ったと発表
米SIA(米国半導体工業会)が2026年9月4日(米国時間)に発表した統計によると、2026年7月の世界半導体売上高(3カ月移動平均)は前年同月比135.1%増の1468億米ドル(約22兆6000億円)に達した。倍率にして2.351倍で、2026年1〜7月の累計売上高だけで2025年の年間売上高7956億米ドル(約122兆5000億円)を上回ったという。AI ブームを背景にした増加が止まっていない。

米SIA(Semiconductor Industry Association、米国半導体工業会)が2026年9月4日(米国時間)に公表した統計で、世界半導体市場の異常な伸びが改めて確認された。2026年7月の世界半導体売上高は、3カ月移動平均値で前年同月比135.1%増の1468億米ドル(約22兆6000億円)。前年同月の2.351倍にあたる。
より象徴的なのは累計の数字だ。SIA によれば、2026年1〜7月の累計売上高が、2025年の年間売上高である7956億米ドル(約122兆5000億円)をすでに上回った。7カ月で前年1年分を超えたことになる。統計は SIA と WSTS(World Semiconductor Trade Statistics、世界半導体市場統計)に基づく。
半導体市場は歴史的にシリコンサイクルと呼ばれる好不況の波を繰り返してきたが、前年比2倍超という伸び率は、通常の景気循環では説明がつかない水準にある。記事は AI(人工知能)ブームを背景として挙げている。なお、この数値は金額ベースの売上高であり、出荷数量の伸びなのか単価の上昇なのかの内訳は今回の発表では示されていない。AI 向けアクセラレーターや広帯域メモリのように単価の高い製品が構成比を押し上げている可能性はあるが、この記事の範囲では確認できない。
3カ月移動平均という取り方にも注意がいる。単月の振れをならす一方で、直近の変化が現れるまでには遅れが出る。逆に言えば、この水準の伸びが移動平均で出ているということは、少なくとも数カ月にわたって高水準が続いているということでもある。調達側から見れば、供給の逼迫と価格の高止まりが当面続く前提で計画を立てざるを得ない局面だ。
出典 — 日経クロステック
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